2025年5月22日木曜日

仕事に行っていちばん好きなのは、昼に弁当を食べること。

毎日仕事に行くのは、好きだ。弁当を持って行って食べるのが好きだ。

通勤も好きだ。本が読める。音楽が聴ける。電車がぎゅうぎゅうじゃなければ。

テレワークはほとんどしたことがないから好きかどうかわからん。でも動きたくなるから家じゃせまくて、職場でウロウロしてるのが性に合ってる感じがする。今日は、ねこ先輩の日替わり弁当を買って食べたくて、だから職場に行けてよかった。

私がいるのはでかい会社だ。私は「プロジェクト推進」という職務についている。新しく入ってきた人にPCを渡したり、打ち合わせのスケジュールを調整したり、そういう係だ。みんなの一日が回るように下で支えるような仕事で、私にとっては家事みたいなもんだ。家事もけっこう好きだから、この仕事もきらいじゃない。

仕事はお金がかからない娯楽みたいな感じだ。なんだかんだ言いつつ、毎日行くところやることがあるのがいいのだ。


仕事の中身の話をすれば、いつかは校正の仕事をしたい。私は三点リーダの点々の数を数えないと、漫画のページがめくれない子だった。6個なのか9個なのか、12個なのか15個なのか。お話がどんなに気になっても、リーダの数を指で数えないとページがめくれなかった。早く読みたいのにやきもきした。それはなんか、校正への興味とつながっている気がしている。

育休中に日本エディタースクールで校正の初級資格を取った。そのうち、もう少し難しい中級の資格も取ろうと思う。ニューヨークから帰ってから、かなあ。

2025年5月14日水曜日

ニューヨーク、誘われてない!

ニューヨーク駐在の話の続きだ。そもそも一緒に来ない?とか、ニューヨーク行こうとか、はやおから誘われていない。私は「俺はニューヨーク行きたい」というはやおに、行ったらいいと言っただけだ。会社の人は家族で行っていると言われ、なんとなく私も行くみたいな雰囲気になったが、そうだ誘われてない!

誘われていない、はやおの口からそういう言葉を聞けていない。不機嫌になった。誘われていない飲み会に、なんで私から行くとか行かないとか言わなきゃいけないんだ。なんかちがう、おかしい。そういうことをはやおに伝えたら、気が向いたら言うだって。


ふん!


9月とか10月とかから行くかもしれない。そういう感じになってきた。そうなると、しばらくお世話になろうと思って復帰した派遣の仕事もやめなきゃいけなくなる。ああ、いやだなあ。予定が変わるのは。ここでの生活も気に入っていたのに。

行こうと言ってくれさえしたら、わかった!とか、しゃあねえなあ、とか言って進めるのに。


重たい慧一郎を抱っこ紐に入れて、夕方マンションに帰宅すると、はやおがスーツ姿で走ってきた。これから会社に行く、ニューヨーク行こう!とすれ違いざまに言って、通り過ぎていった。

・・・・・・。

あいつ、バーカだね~。と慧一郎に言った。しゃあないなあほんとに。


2025年5月11日日曜日

ニューヨークに行くかもしんない。

それはまるネコ堂芸術祭のために京都に行く前夜、はやおから聞かされた。仕事でニューヨークに行く話が出ているという。4月24日の夜のこと。はやおは行きたいんだって。


え。


慧一郎せっかく保育園入れたのに?私仕事5月から復帰したのに?慧一郎予防接種打たせてないけど、アメリカってそれで大丈夫?何も言われない?ここでの暮らし気に入ってたのに?食生活どうなっちゃうの?っていうか、芸術祭に行く前にんなこと聞かすな!

といろいろ思い巡ったが、5月11日の今はまあ、行きたいとも強く思わないが、とりあえず行ってみるかという気分で細々準備を始めている。派遣先で知り合った友だちが今ニューヨーク行ってて、聞いたら味噌とか醤油もスーパーで買えるらしいし。保育園とか学校とか入るならワクチンは必須らしいが、どうせ自宅保育なので予防接種も大丈夫そうだ。そんで商店街が近場にある、ここ田端周辺の暮らしが気に入ってたが、ニューヨークでもマルシェが立つ近くにおうちを借りたらいい(ニューヨークにも商店街ってあんのか?)。

そういう不安要素を検証してつぶしていったら、まあ行ってみるかという気分になった。どとりあえず、ニューヨークの郷土料理が知りたくて図書館で本を2冊借りた。まだ行くのは先の話だ。

『ニューヨークローカルクックブック』『ニューヨークレシピブック』

2025年5月6日火曜日

まるネコ堂芸術祭は、見るよりやるのがたのしい。

第5回まるネコ堂芸術祭に参加した。今回で2回目の出展になる。参加しない年でも見に行ったりしたけど、やった方がたのしい。やった方が、というのは出展者として参加した方が、という意味だ。

まるネコ堂芸術祭に参加申し込みしたら、芸術祭当日までだいたい8か月くらい、制作がある日常を過ごすことになる。去年は育休中でまあまあ時間あったけど校正の資格の勉強もしていたので、参加はかなり迷った。けど、やってみたいならやっちゃえよと、心の声に押されて申し込んだ。

結果は、やってよかった。おもしろかった。自宅のカーテンをつくって展示するというものだけど、完成できたし本当に満足。


芸術祭って私はあまりわざわざ見にでかけたりしない。それでもなんでまるネコ堂芸術祭が好きかというと、そもそも私は、まるネコ堂が好きだと思う。まるネコ堂に行くと、私の日常が変わってしまう。行く前と行ったあとでは。

縦が長すぎて本棚に入らない本は横にしてしまえばいいんだな、布おむつにちょっとだけついたうんこは洗面所の排水栓を取ってから流すと栓にひっかからなくていいな、朝ごはんによくみおちゃんがつくって出してくれるパンは、電気オーブンじゃなくてフライパンで焼いてるようだ、とか。そういうのを勝手に見て持って帰る。些細だけどデカい、そういうのって。

まるネコ堂でする、生活が好みだ。カッコよく生活しているなと、なんだか毎回発見がある。私も本棚に入らない本を横にしてしまうようになった。書くとバカみたいなことだけど、なるほどと思ったの。みおちゃんや大谷さんは、こういうことでもいちいち考えてやっていると思うと、なんかすごいなと思う。生活がちょっと楽になるようなことを、工夫してやっている。かっこいい。

芸術祭は、そんなまるネコ堂に行けるきっかけになる。それに、月1回出展者同士が集まってミーティングするというのも、なんかいい。出展者それぞれにこうしてみたいということがあって、あるいはやってみたいことがまだ分からないということでも、何かしらその人の道を進んでいるということを聞けるのは、とてもいいBGMな感じがする。いいBGMを聞くと、自分の道を歩く力になる。慧一郎連れでオンラインミーティングに出るのは、正直大変ではあるけども。また次回か次々回か、芸術祭に参加できればと思っている。

2025年5月1日木曜日

さくらんぼのある家でのこと。

5月1日は育休開け、仕事復帰の日だったけど、パソコン端末の準備が間に合わないということで仕事開始が5月7日からになって、家にいる。けっこうそういうことがある感じの部署なので驚かない。給料は保証してくれるということで、ありがとうと思う。

ーーーーー

慧一郎の保育園までの道すがら、木にいっぱい赤い実がついている家がある。さくらんぼだと思う。食べたいなあと思ってこのところずっと見ていた。家の人出てきたら、ちょっとことわって食べさせてもらえんかな。

下を見たら、道路側に赤い実が落ちていた。蟻に食われてなくてきれいなのをひとつ拾って食べた。甘い!おいしいさくらんぼだった。慧一郎も食べたがったので、半分に割ってあげた。はじめてのさくらんぼ。おいしかったのか、ニコッと笑った顔がなんとも言えずかわいかった。5月1日、保育園からの帰り道でのこと。

5月2日の朝、慧一郎を朝保育園まで送っていくときも、ひとつ拾って食べた。今度はすっぱい!慧一郎はニコッともしなかったが平気な顔して食べた。歩きたがったので歩かせたけど、大人の足なら保育園まで10分かかるところ30分かかり、これは仕事始まったら歩かせられんな。

なんとなく人に言ったことはなかった、子どものころの遊び

重力遊び 子どものころよくやった遊びに、家の壁に寝っ転がって足をつけて「これで急に重力がこっち側になっても大丈夫だ!」というのがある。でも電気が落ちて来たらどうしよう。本棚が倒れてくるな、とかいろんなことを考えて、そういうのをクリアした場所に足をつけて、これで大丈夫!とやるのだ。...