2025年5月6日火曜日

まるネコ堂芸術祭は、見るよりやるのがたのしい。

第5回まるネコ堂芸術祭に参加した。今回で2回目の出展になる。参加しない年でも見に行ったりしたけど、やった方がたのしい。やった方が、というのは出展者として参加した方が、という意味だ。

まるネコ堂芸術祭に参加申し込みしたら、芸術祭当日までだいたい8か月くらい、制作がある日常を過ごすことになる。去年は育休中でまあまあ時間あったけど校正の資格の勉強もしていたので、参加はかなり迷った。けど、やってみたいならやっちゃえよと、心の声に押されて申し込んだ。

結果は、やってよかった。おもしろかった。自宅のカーテンをつくって展示するというものだけど、完成できたし本当に満足。


芸術祭って私はあまりわざわざ見にでかけたりしない。それでもなんでまるネコ堂芸術祭が好きかというと、そもそも私は、まるネコ堂が好きだと思う。まるネコ堂に行くと、私の日常が変わってしまう。行く前と行ったあとでは。

縦が長すぎて本棚に入らない本は横にしてしまえばいいんだな、布おむつにちょっとだけついたうんこは洗面所の排水栓を取ってから流すと栓にひっかからなくていいな、朝ごはんによくみおちゃんがつくって出してくれるパンは、電気オーブンじゃなくてフライパンで焼いてるようだ、とか。そういうのを勝手に見て持って帰る。些細だけどデカい、そういうのって。

まるネコ堂でする、生活が好みだ。カッコよく生活しているなと、なんだか毎回発見がある。私も本棚に入らない本を横にしてしまうようになった。書くとバカみたいなことだけど、なるほどと思ったの。みおちゃんや大谷さんは、こういうことでもいちいち考えてやっていると思うと、なんかすごいなと思う。生活がちょっと楽になるようなことを、工夫してやっている。かっこいい。

芸術祭は、そんなまるネコ堂に行けるきっかけになる。それに、月1回出展者同士が集まってミーティングするというのも、なんかいい。出展者それぞれにこうしてみたいということがあって、あるいはやってみたいことがまだ分からないということでも、何かしらその人の道を進んでいるということを聞けるのは、とてもいいBGMな感じがする。いいBGMを聞くと、自分の道を歩く力になる。慧一郎連れでオンラインミーティングに出るのは、正直大変ではあるけども。また次回か次々回か、芸術祭に参加できればと思っている。

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